こんにちは
Tokiです
メタ要素について皆さんどう思いますか?
メタとは主にゲームやアニメなどの創作物が現実に対して干渉してくるようなものを指します
例えば、物語のなかで登場人物が「この作品見てくれてる人に失礼だから」みたいなことを言ったりすることです
これは、創作物の中の登場人物がこちらを認知するような発言になるので本来ではありえないことなのですが、作品によってはあります
私はこのメタ要素は二種類あると思っています
ギャグ的なメタ要素と物語に干渉するタイプのメタ要素の二種類です
一つ目のギャク的なメタ要素ですが
これは、メタ要素自体が物語に干渉するのではなく単に作者のユーモアとして書かれているものです
例えば
「これ読んでいる人も君が〇〇だってことわかってると思うよ」
「もうやめてくださいお願いします」
みたいな感じです
具体的な作品名は「冴えない彼女の育て方」などがあります
私はこのメタ要素は正直嫌いです
登場人物がいきなり現実世界に干渉してきたと思ったら、説明も何もないまま物語が進みいやな後味だけ残していく
物語を読みながらもなぜこいつはこっちの世界のことを知ってるんだみたいな疑問がいつまでもぬぐえず、物語に入り込めない
さらにこのメタ要素の嫌なところは作者が面白いと思って書いてるんだろなっていうのが透けて見えることです
読んでる私としては、全然面白くもないうえに物語に対する没入感も下がる
最悪なんですよね
例に挙げた「冴えない彼女の育てかた」はめちゃくちゃ面白い作品です
アニメも全部見たし、原作も全部買いましたし、映画も見ました
ヒロイン大好きになりましたし、こんな恋愛してみたいとも思いました
でも唯一メタ要素だけは好きにはなれませんでした
それ以外は全部好きです
二つ目の物語に干渉するタイプのメタ要素ですが
これは、普通はありえないメタ要素ありきで物語が進んでいくものです
ゲームなどではまれにあります
具体的な作品名は「君と彼女と彼女の恋」(通称ととの)などがあります
この作品は最初は普通の恋愛シュミレーションゲームとして進行していくのですが、1週目のヒロインを攻略して、2週目で別のヒロインを攻略しようとすると
こちらに干渉してきて
「”君”に言ってるんだよ」
「"君"はずっと私のルートだけを攻略してればいいんだよ」
みたいなことを言ってきます
正直訳が分からないですが、ゲームを進めていくうちになぜそのようなことを言ったのかがわかるようになってきます
私はこのメタ要素は大好きです
このメタ要素は決して読者やプレイヤーを置き去りにすることなく干渉します
なので、没入感が下がるどころかむしろ自分も物語の一部になっている実感がわいてきて上がってきます
実際ととのでも3周目のメタルートの没入感はやばいです
まとめると
私はギャク的なメタ要素は嫌いで
物語に干渉するタイプのメタ要素は好きです
あくまで私の意見なので参考程度でいいです
物語に干渉するタイプのメタ要素があるゲームはまだちょっとしかできてないので、今度やりたいと思っています